2021年8月5日台湾通信webradio
【台湾半導体の父は自由貿易を語る――TSMC創業者のモリス・チャン氏】
APEC(アジア太平洋経済協力)
総統特使に張忠謀(モリス・チャン)氏を指名
APECは台湾当局の代表が
日米や北京当局の首脳と一堂に会する場
APEC総統特使
国民党政権 → 経済官僚や副総統経験者
民進党政権 → 学者や経済人、野党党首も
なぜ張忠謀氏が重用されるのか?
世界的大きな影響力を持つ企業家
工場は台湾だけでなく中国大陸や米国にも
世界のリーダーと対等に渡り合える人物
張忠謀(モリス・チャン)
1931年7月10日、浙江省寧波出身
米ハーバード大、マサチューセッツ工科大で学び
スタンフォード大学で電機博士
1985年、蒋経国政権時代に孫運璿行政院長に請われ
工業技術研究院の院長に就任
後にフィリップスとともにTSMCを創業
APEC会議後の記者会見での発言。
半導体は自由貿易が最も望ましい
自国で完結するサプライヤーチェーンの構築は災いをもたらす
TSMC
今後も日、米、中国大陸、ドイツで工場開設
ワールドワイドの生産拠点展開を目指す